月潟親善大使を担当させていただいている増子です。
昨日は感慨深い日でした。
月潟の『角兵衛獅子の舞』が1年9か月ぶりの披露となったのです。
私も、前振りで、その歴史をご紹介するお手伝いができてとても嬉しかったです。
月潟角兵衛獅子の起こりははっきりしていないそうですが、最も盛んだったのは江戸時代だそうです。新潟市の無形民俗文化財に指定されていて、今では生演奏によるお囃子も復元、復活されています。芸の伝統と保存を目的として地元の小学生、中学生、高校生が毎週土曜日に練習しています。地元の方たちの協力で、この歴史のある舞がずっと大事に保存され、子供たちに伝えられていることは本当に素晴らしいことです。
私たちが角兵衛獅子を観ることができるのは6月の月潟まつりと9月の大道芸フェスティバルの2回しかチャンスがありません。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で2019年の秋から、子供たちは発表の場を失っていました。そんな中でも獅子の子供たち、一生懸命練習を続けていました。そして昨日、『月潟まつり 角兵衛獅子の舞』として、人数制限をしたうえでの、久々の披露となりました。
観るたびに驚く、子供たちの体の柔らかさと、息のあった舞。
生のお囃子や唄の響きも会場を盛り上げます。
舞は後半に行くにしたがって難易度が上がっていきます。獅子頭をつけたうえでの舞は、さらに難しく、会場からは大きな拍手が上がっていました。
終了後はみんなで記念撮影しました。
みんな爽やかな笑顔です!
来年の月潟まつりは例年通り、月潟白山神社で沢山の方々をお迎えして披露できることを心から願っております。
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