月潟中学校には「職業講和」という授業があります。

実社会で働く人からその職業を選択した理由や、働くことの喜びなどを聞くことによって、職業に関心を持ってもらうことがねらいだそうです。

地元の警察官の方や、介護福祉士の方、理容師の方など色々な職業の方が講師となり、中学生の皆さんは興味のある職業のお話を聞いてまわるというものです。

私は長年続けてきたアナウンサーの仕事についてお話させていただきました。

私は親善大使として月潟に時々おじゃましているのですが、月潟はコミュニティの力がとてもある場所だと常々感じています。地元の方々の協力体制が素晴らしいのです。

今回も地域コーディネーターの方が中心となり、様々な地元の職業の方がお話を引き受けられていて、素敵だなあと思いました。他の講師の方々のお話、私自身も聞いてみたかったのですが、今回は時間がなくて残念でした。

そして中学生の皆さん、熱心に私のお話を聞いてくれて嬉しかったです。

質問も沢山してくれました。具体的な夢を語ってそれに絡めて質問してくれた人、アナウンサーの仕事について的を射たナイスな質問をしてくれた人等々……なんか私が中学生の頃と比べると、今の中学生の皆さんって、とてもしっかりしているなあと思いました。みんなキラキラ綺麗な目をしていて、「初心」という言葉を思い出した増子でした。