先週末行われた心不全に関する市民公開講座、
荒れたお天気にもかかわらず、多くの皆様にお集りいただきました。
ありがとうございました!
お話をしてくださったのはこちらの素敵な先生方!

「心不全」が専門分野である新潟大学循環器内科学分野の主任教授、猪又孝元先生、
そして新潟南病院 内科・リハビリテーション科の先生で心臓リハビリテーション指導士でもある星合愛先生です。
今、心不全は急激に増えていて社会的にも問題となっているそうです。
そういった循環器病は今や日本人の死因としてがんを抜く勢いなのだそうです。
先日もまだまだ活躍してほしかった西田敏行さんが虚血性心疾患で亡くなってしまったばかりですよね。
そういった中、心臓の病気に対して、私たち自身もアンテナを張って情報を得ることはとても大切です。
当日は私たち一般の参加者にも分かりやすく心不全についてレクチャーしていただきました。

心不全というと心臓が突然止まるというイメージがあります。
しかし実は心不全のほとんどは20年くらいの助走期間があり、隠れがちな病気なのだそうです。
特徴的な症状は息切れです。
特に屈んだ時(靴紐を結ぶ時や畑仕事など)に息が切れるのは要注意です。
また寝入りばなに、寝ると苦しくて起き上がると治るという場合、重症な心不全の可能性があるそうです。
「起き上がると治るからいいや」とほうっておくと大変ですので覚えておきたいです。
軽い負荷のトレーニングで急激に血圧を上げることなく筋力を上げるという『心臓リハビリテーション』の運動も教えていただき、会場の皆さんと体験しました。


覚えておくと非常に役立つ情報が満載でしたので、またこのような機会がありましたら皆様、是非ご参加くださいませ。
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